資源・素材学会 採掘技術部門委員会

(2017年4月13日更新)


採掘技術部門委員会とは

  採掘技術部門委員会は,(一般社団法人)資源・素材学会に設置されている部門委員会の1つで,平成22年にさらなる活性化を目的として,露天採掘部門委員会と開発機械システム部門委員会が合併をしてできた新しい委員会です.
活動目的としては,鉱物資源・地圏開発にかかわる最新の採掘技術やメカトロニクスの導入に関する調査研究,情報交換(現地研究検討会の主催,シンポジウム・研究発表会の開催)などです.

ご挨拶

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島田 英樹
香港の学会にて
 平成29年度より,前委員長である福井勝則教授(東京大学)から本部門委員会の委員長を引き継ぎました九州大学大学院工学研究院地球資源システム工学部門の島田英樹です.私の専門分野は資源開発やインフラ整備に関する開発機械システム工学・岩盤工学です.
 われわれは豊かな生活を送るために,多種多様な資源を採掘・回収し,それによって様々な工業製品をつくり,インフラの建設整備を行ってきました.将来的に,この豊かな生活を維持していくために,今後も地球環境に調和した資源開発を行う必要があります.そのために本部門委員会を通じて,新たな技術開発の動向を調査し,情報交換を行っていく場を提供していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします.
 近年のレアメタルやレアアースなどの資源ブームによって,採掘技術の必要性が再認識されています.しかしながら,鉱山学や資源開発工学の詳細はすでに大学教育において統一的に教えられていないのが現状であり,採掘技術者だけでなく教育者の不足も将来的に問題になると思います.本部門委員会(旧露天採掘部門委員会)では,平成17年度からこれからの資源開発業界を担う若手技術者になってもらうことを目的として,学生特別見学コースを開催し,若い方々に資源開発の現状をみてもらう機会をもうけております.今後は学生だけでなく,若手技術者や若手研究者の人材育成に関しても貢献できる部門委員会としていきたいと思っております.


主な活動

@総会・懇親会(資源・素材学会春季大会,秋季大会開催時)
A資源・素材学会秋季大会時に採掘技術に関するセッションを企画・実施
B学生特別見学コースを企画・実施(資源・素材学会秋季大会の前後に実施)
C現地研究会の企画・実施

活動報告

平成28(2016)年度
3月28日  資源・素材学会春季大会(東京大学 本郷キャンパス)にて、部門委員会総会(参加25名)を開催,地球・資源グループ交流会.
9月8日〜9月9日  第12回 学生特別見学コース(三菱マテリアル東谷鉱山および九州工場)(学生10名を含む参加者20名)
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三菱マテリアル九州工場の概況説明
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東谷鉱山の見学
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座談会

9月13日  資源・素材学会秋季大会(岩手大学)にて,企画発表「最近の岩盤工学および鉱山開発に関するトピック(講演数6件)」を開催し,部門委員会総会,地球・資源グループ交流会.
9月29日〜30日  岩盤工学部門委員会、石灰石鉱業協会残壁委員会と合同で、宇部興産・宇部伊佐鉱山で現地検討会を開催(参加者25名).
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宇部伊佐鉱山の見学1
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宇部伊佐鉱山の見学2
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話題提供

11月11日  高速横浜環状北線トンネル内の大気浄化システム(西松建設・富士電機JV)の見学会の開催(参加者13名).
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概況説明
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大気浄化システムの見学

平成27(2015)年度
3月27日  資源・素材学会春季大会(千葉工業大学 津田沼キャンパス)にて,部門委員会総会(参加20名)を開催,地球・資源グループ交流会.
9月8日  資源・素材学会秋季大会(愛媛大学)にて,岩盤工学部門委員会と,環境低負荷型鉱山開発および維持管理情報システムに関する調査研究委員会と共催で,企画発表「最近の岩盤工学および鉱山開発に関するトピック(講演数18件)」を開催し,部門委員会総会,地球・資源グループ交流会.
9月28日〜9月29日  第11回 学生特別見学コース(八戸セメント(株)および八戸鉱山(株)八戸石灰鉱山)(学生8名を含む参加者20名)
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八戸セメントの概況説明
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八戸石灰鉱山の見学
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座談会

9月29日〜30日  岩盤工学部門委員会,石灰石鉱業協会残壁小委員会と合同で,日鉄鉱業(株)尻屋鉱山で現地検討会を開催(参加者25名).
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尻屋鉱山の見学1
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尻屋鉱山の見学
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話題提供

11月11日〜12日  大霧地熱発電所と菱刈鉱山の見学会の開催(参加者11名).
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大霧地熱発電所の見学1
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大霧地熱発電所の見学2

平成26(2014)年度
3月27日  資源・素材学会春季大会(東京大学生産技術研究所)にて,部門委員会総会(参加20名),地球・資源グループ交流会
9月17日  資源・素材学会秋季大会(熊本大学)にて,企画発表「最近の岩盤工学および鉱山開発に関するトピック」(講演数21件)および部門委員会総会を開催.
9月25日〜9月26日  第10回 学生特別見学コース(高知県  白木谷鉱山)(学生16名を含む参加者26名)
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白木谷鉱山の概況説明
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白木谷鉱山の見学
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座談会

10月9日〜10日  岩盤工学部門委員会・岩盤斜面小委員会と石灰石鉱業協会・残壁小委員会と合同で小倉市内にて講演会,および苅田鉱山(福岡県)にて現地検討会を開催(参加者20名).
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苅田鉱山の見学1
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苅田鉱山の見学2
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講演会の様子

12月5日  海上技術安全研究所の見学会を開催(参加者13名).
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研究所の概況説明
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研究所の見学

12月20日  岩層ガス採掘小委員会・現地報告会を釧路市  釧路コールマインにて開催(参加者25名).
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現地報告会1
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現地報告会2

平成25(2013)年度
3月29日  資源・素材学会春季大会(千葉工業大学)にて,「自由断面掘進機の現状と新たな展開」(発表数5件)に関する企画発表を開催.
  「ロードヘッダーにおける種々の技術的検討」  オオヤマ & Co. 大山宏
  「低重心型自由断面掘削機の開発」三井三池製作所  本田俊介・張嘉俊・鶴元順・高野博通
  「ブームヘッダーにおける粉じん低減対策」カヤバシステムマシナリー  近藤康徳・鈴木康雅・小高宏之
  「全断面機械掘削工法による山岳トンネルの施工」中日本高速道路  田丸浩行,清水建設 真下義章・藏重幹夫
  「超硬岩型自由断面掘削機の現場適用」鹿島建設  岩野圭太・越川俊幸・末吉功一・堀部貴宏
3月29日  部門委員会総会にて,岩層ガスの調査・研究・評価を目的とした「岩層ガス採掘小委員会」(委員長:松本裕之)を立ち上げ.
9月3日  資源・素材学会秋季大会(札幌・北海道大学)にて,企画発表「最近の採掘および周辺技術の動向」(講演数13件)および部門委員会総会を開催.
  「東日本大震災の影響と復興需要への対応」  龍振鉱業  河津恭平
  「田海鉱山における冬季の保安確保と安定生産対策」  明星セメント  頓所幹宏
  「武甲鉱山長距離石灰石輸送BC (Y ルート) のベルト交換工事について」  武甲鉱業  北村宏一
  「東谷鉱山における故障低減活動について」  三菱マテリアル  本村勝範
  「北海道における鉱山の概況と保安について」  経済産業省  青山正幸
  「平尾台共同事業について」  住友大阪セメント  杉尾学・豊田典明・梶谷啓介  三菱マテリアル  大和谷誠・中原健一
  「移動式骨材生産システム「ロコトレイン」の導入と成果について」  宇部テクノエンジ  浜新正博
  「発破低周波音低減方法検討のための数値シミュレーション」  京大  湯浅友輝・村田澄彦・當麻玄大・奈良禎太・石田毅
  「マーカーを用いた小割ブレーカの位置と姿勢の計測について」  筑波大  皿田滋・イアムロクシ アヌソーン・坪内孝司  産総研  小谷内範穂,太平洋セメント  千葉敏博
  「第1 回岩層ガス採掘小委員会の活動報告」  釧路コールマイン  松本裕之,電力中央研究所  中田英二,北大  児玉淳一,熊本大  麻植久史,福岡大  鮎沢潤,釧路コールマイン  内田景己
  「ドリルジャンボを使用した大口径鋼管先受け工法の開発」  西松建設  山下雅之・石山宏二・亀谷英樹,ドリルマシン  塚田純一・小坂満宣
  「パイロット・リーミング工法を用いた止水道路トンネルの高速掘進技術」  清水建設  真下義章,東大  福井勝則
  「全断面トンネル掘進機の開発」  コマツ  寺田紳一,重慶大  大久保誠介,東大  福井勝則
9月26日〜9月27日  第9回 学生特別見学コース(山口県  秋芳鉱山)(学生18名を含む参加者27名)
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秋芳鉱山の見学
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秋芳鉱山の概況説明
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学生討論会

10月15日〜16日  岩盤工学部門委員会・岩盤斜面小委員会と石灰石鉱業協会・残壁小委員会と合同で愛媛大学で講演会,および鳥形山鉱山(高知県)にて現地検討会を開催(参加者26名).
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愛媛大学にて講演会
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鳥形山鉱山の残壁
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鳥形山鉱山の重機

平成24(2012)年度
3月26日〜3月28日  資源・素材学会春季大会(東大本郷)
3月27日  総会(参加16名),地球・資源グループ交流会
9月11日〜9月13日  資源・素材2012(秋田)
9月11日  総会(参加16名),企画発表17件,地球・資源グループ交流会
9月27日〜9月28日  第八回 学生特別見学コース(大分県津久見市)(学生10名他全19名)
  ・太平洋セメント大分工場
  ・津久見地区石灰石鉱山4社(大分鉱業大分鉱山,戸高鉱業社戸高鉱山,太平洋セメント新津久見鉱山,日鉄鉱業大分事業所)
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太平洋セメント大分工場にて
概要説明
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津久見地区石灰石鉱山
大型重機
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津久見地区石灰石鉱山
港湾設備

11月7日  「開発機械の歴史的変遷と発展」に関するシンポジウム(東大本郷・武田ホール,講演7件,参加80名)
  「電気・爆薬・ジェットを使用した掘削方法」  東京大学名誉教授  大久保誠介
  「鉱山用ワイヤロープの歴史」  東京製綱  守谷敏之
  「さく岩機の変遷と今後」  古河ロックドリル  小泉匡弘
  「大口径岩盤掘削機レイズボーラー『ビッグマン』の歴史的変遷と今後の発展」  鉱研工業  末永幸紘
  「自由断面掘削機の開発の経緯と発展の歴史」  二木幸男
  「全断面トンネル掘進機の変遷」  コマツ  寺田紳一
  「鉱山用超大型ショベル国産開発の歴史と最近の超大型ショベル,ダンプトラックの紹介」  日立建機  安田知彦・玉根敦司
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12月9日〜12月11日  現地研究会(熊本県天草)参加12名
  ・路木ダム(清水・礎・苓州建設講義共同企業体)
  ・上田陶石石合資会社
  ・木山陶石鉱業所
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路木ダム
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上田陶石
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木山陶石

平成23(2011)年度
3月28日〜3月30日  資源・素材学会春季大会(東大本郷)  震災の影響で中止
3月28日  総会,地球・資源グループ交流会  震災の影響で中止
9月26日〜9月29日  資源・素材2011(堺)  企画発表17件
9月28日  総会(参加25名),地球・資源グループ交流会
9月29日〜9月30日  第七回  学生特別見学コース(三重県いなべ市)
  ・(株)イシザキ藤原鉱山(学生13名他全24名)
  ・太平洋セメント(株)藤原工場
  ・東海コンクリート工業(株)三重工場
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(株)イシザキ
藤原鉱山
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太平洋セメント(株)
藤原工場
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東海コンクリート工業(株)
コンクリートポール曲試験

11月23日〜11月25日  現地研究会(沖縄県)参加11名
  ・(有)伊良部砕石石垣鉱山
  ・琉球セメント(株)安和鉱山
  ・(資)山城砕石鉱業山城鉱山
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(有)伊良部砕石
石垣鉱山
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琉球セメント(株)
安和鉱山
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(資)山城砕石鉱業
山城鉱山

平成22(2010)年度
3月30日〜4月1日  資源・素材学会春季大会(東大生産技術研究所)
3月30日  総会(参加25名),地球・資源グループ交流会
9月13日〜9月15日  資源・素材2010(福岡)  企画発表18件
9月13日  総会(参加20名),地球・資源グループ交流会
9月16日〜9月17日  第六回  学生特別見学コース(福岡県北九州市)
  ・三菱マテリアル(株)東谷鉱山(学生16名他全27名)
  ・三菱マテリアル(株)九州工場
  ・(株)柏木興産豊津工場(二次製品)・苅田工場(生コン)
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三菱マテリアル(株)
東谷鉱山/大型建機
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(株)柏木興産
コンクリート二次製品工場
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学生と企業若手技術者
座談会

10月12日〜10月13日  現地研究会第一回(青森県)参加6名
  ・住金鉱業(株)八戸石灰鉱山
  ・六ヶ所原燃PRセンター
  ・日鉄鉱業(株)尻屋鉱山
10月25日  現地研究会第二回(都内)参加15名
  ・調布駅付近連続立体交差工事(地下シールド工事:清水・京王・間建設共同企業体)
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住金鉱業(株)八戸石灰鉱山
最下底-170ML
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日鉄鉱業(株)
尻屋鉱山

「採掘技術部門委員会」の連絡先

資源・素材学会「採掘技術部門委員会」の活動に関するお問い合わせ,ご要望などは,採掘技術部門委員会事務局(石灰石鉱業協会技術部)まで,お願い致します.
部門委員会入会申込書:ダウンロード


連絡先: 採掘技術部門委員会事務局(石灰石鉱業協会技術部)
〒101-0032  東京都千代田区岩本町1-7-1  瀬木ビル4階
TEL:03-5687-7650,FAX:03-5687-0800
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